魅力3 キャリアアップ制度 介護の資格のこと

「介護業界」でキャリアップするには?
どんな資格があるの?
介護業界で長く働く上でぜひ知っておきたい、
キャリアアップ制度についてお教えします。

選べる『キャリアアップ制度』

介護業界では、実務経験の内容や年数によって、努力次第で着実にキャリアアップできる資格制度が整っています。 若い人からシニア世代の方まで、様々な年代の方たちが一緒に働く介護の職場では、年齢や経歴によって区別されることなく、誰もが重要な働き手として活躍できます。
キャリアアップを目指す職員を応援するための制度を整えている施設も増えています。
資格を持たずにパート勤務からスタートした人が、資格取得⇒正社員⇒管理職になる!そんなストーリーが生まれるのも介護業界ならではです。

選べる『キャリアアップ制度』

主な介護の資格と研修制度について

介護に関する入門的研修

初めて介護職として働く方、介護のお仕事に興味がある方が受講できる介護における”入門”の研修です。
介護に関する基礎的な知識を身に付けるとともに、介護補助業務に携わる上で知っておくべき基本的な技術を学び、不安なく入職するための研修です。カリキュラムは3時間の基礎講座及び、18時間の入門講座の、合計21時間です。受講を完了した方には実施者である県や市町村より「修了証」が発行されます。

埼玉県実施の入門的研修のカリキュラムや研修への参加方法はこちら

介護職員初任者研修

在宅・施設を問わず介護職として働く上で必要な知識、技術や考え方を身に付け、基本的な介護業務を行うことができるようにすることを目的とした研修です。
過去に実施されていたヘルパー2級(訪問介護員2級養成課程)と同等の資格となり、訪問介護員に必要な最低限の資格です。
無資格・未経験でも受講可能で、130時間のカリキュラム修了後、実技試験と筆記試験があります。
介護職員初任者研修を受講するには、自費で養成校に通学する、ハローワークに申し込み公的な職業訓練として受講する、各自治体の支援制度を利用する、就業先の施設で設けている補助制度を利用する等、さまざまな方法があります。

職業訓練への参加方法についてはこちら

介護福祉士実務者研修

介護の現場で実践に役立つ専門的知識、質の高いサービス提供を学ぶための資格であり、無資格・未経験からでも取得が可能です。介護職員初任者研修は介護の基礎となる内容ですが、実務者研修はより発展的かつ専門的な知識を学びます。
カリキュラムは20科目/450時間(他の資格がない場合)で、自宅学習(通信)+スクーリング(通学)構成されています。
初任者研修修了者はそのうち130時間の受講が免除されます。
取得後は訪問介護事業所でのコーディネート業務「サービス提供責任者」として働くこともできます。
福祉系の学校以外から介護福祉士を目指す場合、実務者研修の修了は3年以上の実務経験と共に必須となります。

介護福祉士

介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」にもとづく国家資格です。
介護を必要とする方のさまざまな生活行為・生活動作を支援する知識と技術を有する専門資格として認知されています。介護福祉士を取得するとより専門的な業務を担当したり、リーダーや管理者としてキャリアアップし、組織運営に携わったりする方も多くいます。長く介護職を続けるなら、ぜひ目指したい資格といえます。

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